ウォーキング 生活習慣病の予防に
インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームが8月6日に発表したところによると、徒歩で通勤している人の糖尿病の発症数が、車通勤している人に比べ、40%少ないことがわかった。
また、徒歩で職場にむかう人の肥満の割合は20%、自転車通勤している場合は31%少ないことが明らかとなった。
さらに、自転車通勤者の糖尿病リスクにいたっては、車での通勤者に比べて半分に減少。毎日の通勤で運動することが、健康に大きく影響することが証明された。
環境にもプラス
研究チームは、約2万人の英国人の通勤スタイルと生活習慣病のデータを解析し、関連性を調査した。結果、徒歩や自転車での通勤をしている人の生活習慣病リスクが低くなることが明らかとなった。
自宅から職場までウォーキングのみで通勤することが難しい場合は、バスなどの公共の交通機関を利用するだけでも肥満になる危険性が少なくなるという。
インペリアル・カレッジ・ロンドンのアンソニー・ラバティ氏は、
徒歩や自転車での通勤を奨励することだけはなく、車の降りること勧めるのも、健康にとっては重要だ。また、こうしたアクションは、環境にもプラスになる(ハフィントンポストより)
と述べている。

インペリアル・カレッジ・ロンドン
http://www3.imperial.ac.uk/徒歩での通勤で糖尿病と高血圧リスクを減少 研究結果
http://www3.imperial.ac.uk/newsandeventspggrp/ウォーキング 糖尿病と高血圧リスクを減らすカギ ハフィントンポスト
http://www.huffingtonpost.fr/2013/08/06/sante