負けると太る?
応援しているスポーツチームの勝敗が、サポーターの食生活に影響を及ぼすことがわかった。世界トップクラスのビジネススクール、INSEADの研究者が発表した。
(画像はイメージです)
フランス人研究者のヤン・コルニル氏とピエール・シャンドン氏は、米国の複数の都市で、アメリカン・フットボールのサポーターの食生活を調査。
その結果、応援しているチームが負けた翌日は、サポーターが脂肪分や糖分を含む食事を通常より多く摂取する傾向にあることが明らかとなった。
悲惨なほど、食生活に乱れ
研究によると、負け試合の後は通常時の食事に比べ、カロリーの摂取量が10%、飽和脂肪酸の摂取量は16%多くなるという。
一方、勝利の翌日は、サポーターが健康的な食事をとる傾向にあり、カロリーの摂取量は5%、飽和脂肪酸の摂取量は9%少なくなる。
また、敗北が悲惨であればあるほど、サポーターの食生活が乱れることがわかっている。
人生で一番大切なこと
チームが負けた後に、ピザやハンバーガー、アイスクリームなどを食べたくなるのは、
チームの負けを、サポーターは個人的な敗北のようにとらえる。そのため、食事によって埋め合わせをしようとする(ハフィントンポストより)
ためであると、コルニル氏とシャンドン氏は説明している。
では、負け試合の後にカロリーの高い食事をとらないためにはどうしたらいいのか。秘訣は、「自分の人生で一番大切なこと」を紙に書きとめ、客観的な立場に身をおくことだという。

INSEAD 公式サイト
http://www.insead.edu/home/チームの敗北があなたを太らせる INSEAD
http://knowledge.insead.edu/business-finance/サポーター ひいきのチームが敗北?食事に注意
http://www.huffingtonpost.fr/2013/08/26/