ミッシェル・ゲラール氏 夢を叶える
おいしくて、食べても太らない「Cuisine Minceur」という新たな料理を広めたミシュラン3つ星シェフ、ミッシェル・ゲラール氏が26日、料理学校を設立した。
今年80歳の誕生日をむかえたゲラール氏にとって、料理学校をつくることは長年の夢であった。
学校は、ゲラール氏のレストランがあるフランス南西部、ウジェニー・レ・バンにつくられた。ミシュランシェフの50年の経験を、若い世代に伝えていく。
料理、健康、そして喜び
料理学校の柱となるのは、仏政府と協力して練り上げられた「Cuisine,sante et plaisir(料理、健康、そして喜び)」という名の白書だ。食事と医学、そして科学に関する知識の集大成となっている。
私たちの目的は、料理人に道具箱をわたすことだ(L'EXPRESSより)
と述べるのは、ゲラール氏と11年ともに働くステファン・マック氏だ。
受け取った道具をもとに、それぞれの料理人が好きな料理をつくればいい(L'EXPRESSより)
と、マック氏は続ける。
一流の料理人ではなくても
予算がなくても、アイディアさえあればおいしくて健康的な料理をつくることができるとゲラール氏は考える。
健康と料理をテーマとした同料理学校は、病院や老人ホーム、学校の食堂などで働く料理人を積極的に受け入れていく予定だ。
たとえ「一流シェフ」という称号を持たなくても、健康に深く関わる人々に知識を伝えていくことが重要であるという。授業は10月7日に始まる。
また、2014年末からは外国からの学生やシェフを受け入れていく。すでに、米国、英国、ロシアそして日本のレストランなどから問い合わせが来ているという。

ミッシェル・ゲラール 健康料理学校
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