福井県が、「ふくい健幸美食」を始動
福井県の2011年度「県民健康・栄養調査」結果で、福井県の男性の肥満者の割合は、20歳代で33.3%、30歳代で37.0%と全国平均に比べて10%近く高いことがわかりました。
(画像は、「ふくい健幸美食」家庭版レシピより)
さらに、男性のメタボリックシンドロームが強く疑われるという人は全体の24.5%と、5年前の調査に比べて約6%増えています。
これらの状況から福井県は、県民の健康づくりを目的とした「ふくい健幸美食」プロジェクトを始動。家庭でのバランスのよい食事の普及啓発と、外食などでも健康食が食べられる街づくりの促進に努めています。
減塩、ヘルシーな家庭版レシピを紹介
このプロジェクトの一つとして同県は、公益社団法人 福井県栄養士会が考案した生活習慣病予防のための家庭版「ふくい健幸美食」レシピ集を作成。1食あたり塩分3グラム未満で野菜をたっぷり使ったヘルシーメニューを紹介しています。
この他にも、2013年11月4日(月・祝)には、一般市民を対象に減塩食に関する講演会と試食会を開催するなど、積極的な取り組みを行っています。
編集部 つつみ さえこ

「「ふくい健幸美食」講演会&試食会を開催します!」福井県
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/kenkou/fukui-kenkousyoku/