20年で2倍に
今月10日、スイスの連邦統計局(以下OFS)が、肥満および過体重に関する調査結果を発表した。
(画像はイメージです)
OFSによると、15歳以上のスイス人のうち41%が過体重もしくは肥満であるという。また、1992年には6%であった男性の肥満率は11%になり、20年で約2倍に膨れ上がっていることがわかった。
なお、女性の肥満率も5%から9%に増加している。
スイスでは2002年から2007年の間、肥満増加率が抑えられていたため、OFSは今回の結果に驚きを示している。
理由は不明
OFSは、2012年に21500人からアンケートをとり、国民の健康状態に関する調査を実施した。
同アンケートでは、全体の約4分の3が十分なスポーツを行っていることがわかっており、運動不足が肥満や過体重の原因ではないと予想される。
しかし、スイス人男性の51%、女性の32%が肥満もしくは過体重であるという調査結果が出ている。一部の専門家は、食生活と関係があるのではないかと指摘している。
これに対し、OFSは、
理由を解明するために、さらなる調査が必要(20minutesより)
と述べるにとどまった。
OFSは、5年おきに国民の健康状態に関する調査を実施している。

連邦統計局
http://www.bfs.admin.ch/bfs/portal/fr/国民の健康状態に関する報告書
http://www.bfs.admin.ch/bfs/portal/fr/index/肥満者数 20年でほぼ2倍に増加
http://www.20min.ch/ro/news/suisse/story/